読売文学賞授賞式
選考委員代表・津島佑子さんの言葉
詩歌俳句部門、大木あまりさんの『星涼』。この星涼、星の涼しいと書きますが、これは「宇宙の沈黙の光」とでも慨するのでしょうか。その宇宙の中の地球上に生きる人間たち、あるいは小動物、あるいは植物などの生きる様を、どんなにささやかな事象も見逃さない観察によって浮かび上がらせています。その句は不思議に広々とした時空に私たち読者を運んでくれます。
大木あまりさん受賞の言葉
あの、小動物が場所違いなところに迷い込んでしまったようで本当にドキドキしております。私はヨーヨーマが好きでして、俳句ができないときに、ヨーヨーマのCDを聴くとなぜか俳句ができるんですね。それは、ヨーヨーマと俳句の波長が合うのではないかと私なりに思っております。ヨーヨーマのCDの中に「道歩む人」というのがあるんですね。それは険しい山道を果てしない砂漠を人々がものすごく楽しく歩いて行く様な、そんな想像をさせる面白くて楽しい曲なんですね。で、これからも私は自然をみつめ、そして自分自身を見つめ、道歩く人のように楽しくおおらかに俳句を作っていきたいと思っております。今日は本当にありがとうございました。
大木あまりさんを祝う会
場所:銀座 ファーストファイブ ガーデン
発起人:藺草慶子 石田郷子 山西雅子 山岡喜美子(ふらんす堂)
喜びの言葉(大木あまりさん)
今晩は、皆様、お忙しいところ「お祝の会」にご出席くださいましてありがとうございました。大切な時間を私のために割いてくださいまして感謝して居ります。
『星涼』を上梓したとき、皆様からお心のこもった手紙やお花をいただきました。今、我が家はお花畑のようで、一番先に春の女神がきたようで心がうきうきしています。
思えば、私はとても幸運でして、素晴らしい出会いがありました。一番最初は私の家族と出会い、次は夫と出会い、俳句始めましてからは角川源義先生との出会い、その次に石田勝彦先生、その奥さまのいづみさんとの出会い。その勝彦先生を通してそれと素晴らしい優れた俳人たちとの出会いました。これからも、ご出席の皆さんたちの仲間に加えていただき、新たな出発をしたいと思います。よろしくお願いいたします。
祝う会にお誘いした皆さまより、句集『星涼』の中から好きな一句をいただきました。こちらからどうぞ
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